勤務条件の読み方
募集年齢
年齢に関しては一応の目安と考えましょう。
「20歳〜30歳」と表記された場合でも、2〜3歳の差異は誤差の範囲です。
あくまで「年齢に応じたスキル」を求めているため、年齢以上であっても十分な業務経験やスキル、自信があれば応募するべき。
ただし小さな会社の場合は、現状の職場の雰囲気などから年齢の条件が厳しくなることもあります。
いずれにせよ、気になる企業であればあまり気にせず応募してみることをオススメします。
スキル
特定のスキルが必須な職種の場合は「○○経験者」などと表記されています。
しかし採用する場合、既に持っているスキルや経験だけで判断する場合は意外に少ないものなんです。
周りの社員と調和して仕事を進められるかや、人柄、仕事に対する考え方など、スキルが全てではありません。
そういった必須と書かれているスキルがなくても、逆にそれでも応募してきた熱意が認められ採用となるケースがあることも覚えておきましょう。
休日
就業規則に沿った休日が書かれている。
部署や職種によって異なる場合があるので、入社前に確認しておくとよい。
給与
年収
1年間に支給される総収入(賞与・インセンティブ含む)を指す。
年俸
あらかじめ決められた1年間の支給額。
一般的に12以上で分割した金額を月々、 残りを賞与に支払うケースが多い。
【明示できないケース】
採用者のレベルにより変動
大手などの場合は給与形態がしっかりしているため、あらかじめが明示できます。
しかし、大手でない場合は面接後に現状の社員と比較しながら給与を決定することも多い。
募集内容にマッチした実例がない
小さな組織では、募集する人に似たポジションで仕事をする人がいないため具体例が出しにくい。
仮に、存在したとしても誰の事例かを特定できてしまう、といった理由で明記できないことがある。
賞与
賞与は法律的に回数・時期・金額が定められているものではないので、企業によってその制度は様々です。
「○ヵ月」と表記されていても、月給の構成によって金額は変わり、確実に毎月の給与額の○ヵ月がもらえるとは限らない。
また、年度の業績によって金額や支給の有無も変わります。
労働時間
フレックスタイム
最長1ヵ月間の総所定労働時間の枠内で、始業・終業時刻を労働者が自由に選択できる制度。
v
1日の労働時間、その中のコアタイム(必ず就業する時間)やフレキシブルタイム(委ねる時間時間)を設ける場合はその開始・終了時刻も定めなければならない。
裁量労働制
業務遂行の方法を労働者の裁量に委ねる形式。
具体的な労働時間を算出せず、一定時間の労働をしたとみなすという制度。
対象となるのは、研究開発などその業務の遂行を大幅に労働者に委ねる必要があると判断されるもの。
業務以外のみなし労働時間制、具体的な指揮監督が及ばない業務などが該当する。
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