最高裁判所長官


なぜ資格を取るか?をはっきりさせよう
平均年収3964万円

■最高裁判所長官(裁判官)の仕事内容
法廷において原告、被告の言い分を聞き、法に照らして公正な判決を下すのが裁判官の務めであり、その裁判官の長となるのが最高裁判所長官です。

裁判所には最高裁判所を筆頭に高等裁判所、地方裁判所、簡易裁判所とありそのなかで最高裁判所長官は最高裁判所に所属して業務を行います。

最高裁の判決は司法府を統括する権限をもつものであり、その判決は覆ることがないため、判決によってその人の人生を左右すること、人命に関わることを踏まえ他人の意見や世間の風潮、外部からの圧力に惑わされない断固たる意思を持ち仕事を行わなければいけません。

裁判官の年収は裁判官の報酬等に関する法律で定められており、初任給は23万1300円に加えて各種手当や年2回のボーナスがつきます。

最高裁判所長官の場合は全部ひっくるめて3964万円になりますが、裁判官の給料には他の公務員には支給される残業代が含まれないのが特徴といえます。

裁判官になるためには、司法試験に合格した後に司法修習を受け、最高裁判所に判事補として採用される必要があります。キャリアを積むとともに昇給、昇進していきますが、すべての人が最高裁長官になることはできません。
2004年度より法科大学院が開校され弁護士・検察官・裁判官の法曹人口を大幅に増員し、なおかつ質を高めるという司法制度改革がはじまっており、今後は人材不足に悩んでいた裁判官が大幅に増員される予定です。

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