事務次官


なぜ資格を取るか?をはっきりさせよう
平均年収2432

■事務次官の仕事内容
財務省や外務省などの中央省庁で働く官僚のトップが事務次官になります。

内閣が変わる度、顔ぶれが変わる国務大臣を影で助けながら、省や庁の事務を整理、監督していく非常に重要なポストといえます。

各省庁のトップである国務大臣は政治家になりますが、内閣が変わるたびに入れ替わるためはっきりいって、専門知識や技能に頼りないところがありますが、事務次官を筆頭に省庁に勤めている人は入省以来ずっとその省の仕事をしているため、省の仕事に精通しています。

代表的な仕事として政策の企画立案、法律や条例の整備、予算の編成、審議会や委員会の運営、各省庁がもつ許認可事務の手続きなどで、大臣が公の場で自らの省庁について話し合いや発表がある場合、ほとんどが事務次官及び省庁の官僚が事前に用意した内容を話すことになります。

実質、日本を動かしているのは事務次官とその予備軍であるというのは常々囁かれていることで、政策決定に強い影響を与える事務次官の活動は大変重要な意味をもつことになります。

■事務次官になるには
事務次官になるには各省庁に入省する必要があるので、最難関試験のひとつである国家公務員試験を合格したうえで、各省庁の採用試験を受験しなければなりません。

公務員の一日8時間労働、完全週休2日制も事務次官および官僚にはまるで関係なく長時間労働も当たり前の労働環境であるといいます。

TOPへ戻る

(C)Twin-Tail