大学教授
平均年収1167万円
■大学教授の収入について
同じく大学で働く助教授や講師の平均年収は以下のとおりです。
・大学助教授:平均年収906万円
・大学講師:平均年収757万円
■大学教授の仕事内容
大学教授は自分の専門分野でさまざまなテーマの研究を行い、論文にまとめて、学会などで発表することをはじめ、大学の講義を受け持ち、そのなかで実験、実習などを指導するほか論文作成の指導も行います。
講義を受け持つといってもあくまで大学教授のメインは専門分野の研究なるため小、中、高校の教員よりも受け持ちの授業時間は少なく、平均して週7〜8時間くらいが多いようです。
■大学教授のなり方
大学教授になるには、大学から大学院の修士課程・博士課程に進むなかで教授から声をかけてもらったりするのが一般的です。
ほかには大学や学部ごとに行われる求人に申し込む方法があります。
また、芸能やスポーツなどの各分野で優れた功績を挙げた人を教授として登用するというルートもあります。
大学教授への道は助手として就職することからはじまりますが講師、助教授、教授と昇進していくためには同じ大学内であれば欠員が出ない限り教授になることはできず、場合によっては他の大学に移ることも多いようです。
いずれにしても、昇進には優れた研究業績や学問的な業績が必要となり、最近は博士課程修了者が増えていることもあり、博士課程を修了したという学歴があったとしても、大学教員に就職することが難しいケースが増えています。
(C)Twin-Tail