不動産鑑定士


なぜ資格を取るか?をはっきりさせよう
平均年収1020万円

■不動産鑑定士の仕事内容
不動産の売買や不動産を担保にする際、また近隣の環境などから所有する不動産の家賃を決めたりするときに不動産の適正な価格を導き出す専門家を不動産鑑定士といいます。

不動産を鑑定して評価を下す業務は不動産鑑定士のみに認められている独占業務であるため、不動産鑑定士は不動産の経済価値を決める重要な職務を担っているといえます。

具体的な仕事内容としては、国や都道府県から依頼を受けた場合は、主に土地の適正な価格を表示するための地価公示制度、公共用地の買収評価、相続評価、固定資産評価、裁判上の評価、会社の合併時の資産評価などがあります。

企業や個人からの依頼は土地の売買、担保、税務上の交換、訴訟、現物出資による会社設立に係る評価、不動産の証券化、時価会計の導入、企業の合併、企業再生に関する鑑定評価などがあります。

■不動産鑑定士のなりかた
不動産鑑定士になるには、短答式試験及び論文式試験の2段階実施される試験を合格する必要があります。(2006年より改正)

試験合格後は、実務修習を受け、不動産鑑定士となるのに必要な技能及び高等な専門的応用能力を修得して、それが国土交通大臣に認められるとはじめて不動産鑑定士となる資格を取得することになります。

職場としては不動産鑑定事務所に勤めるほか、不動産会社、信託銀行などの金融機関などにも勤めることができますが、希少価値がある資格の保有者ということで独立して多くの収入を得ることもできます。

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