主な形式:キャリア式
■キャリア式
勤務先や年代にこだわらず、特定の職務経験やプロジェクト経験を中心にまとめるスタイルです。
時間の長さだけでは量ることのできない成果のある人、職種は同じだが、多くの業務に携わった人向き。
技術職や専門職、総務等のエキスパートなど広範囲で経験豊富さが売りになる人にとっては、自分の有するノウハウやキャリアをアピールできます。
キャリア式のメリット
年代にこだわらずに、自分がアピールしたい部分を強調できる。採用する側は業務分野ごとの経験度合や習熟度を知る上で便利。
キャリア式デメリット
時系列になっていないため業務に携わった期間や異動の有無がわかりにくい。したがって能力・適正の進展度が伝わりにくい。
デメリットをカバーするために、勤務先別・年代順の略歴をつけておくと、採用する側の便宜の配慮となってよいでしょう。
◆必要項目と書き方◆
■免許・資格
いつからいつまで、どこの部署・部門で、具体的に何の業務に携わってきたかを整理して、時系列で記入する。
■業務内容(プロジェクトタイプ)
【在籍した会社について】
上場か未上場か、業種、従業員数などをそれぞれ整理する。
会社案内、ホームページなどで確認する。
【期間】
プロジェクトの開始、終了年月を記入する。カッコ書きで期間を記入するとなお良い。
【プロジェクト内容】
プロジェクトの内容とその重要性、取得した業務知識などを具体的に書く。
【開発環境】
プロジェクトで使用した言語や、OS・使用機種などの開発環境を具体的に記入する。
【役割】
プロジェクト内での役割、プロジェクトの規模(人数)などを記入する。
■取得資格等
応募先の会社や職種に関係なく、持っている資格は全て取得年順に記入する。
名称は正式名称を記入する。
取得を目指して勉強中のものがあればその旨を添えて記入する。
■得意分野/スキル
取得した業務知識、アプリケーションの開発スキル、マネジメントスキルなどを記入する。
■自己PR
自分自身がこれから発揮できる能力や仕事に対する思いなど、アピールする。
新しい職場でどのような仕事をしたいと思っているか、どのような結果を出したいか、またその理由を記入する。
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